アメリカの草競馬

今回は、ウエスタン乗馬の競技会を見に行ったときに知った「アメリカの乗馬」について書いていこうと思います!




私が滞在している場所はノースカロライナ州のスミスフィールドという田舎です。

アメリカ全体的にもそうですが、スミスフィールドでは馬を所有することは珍しいことではありません。なんなら家の庭で馬を自己流で飼う人もいるそう、、土地が広くて、馬の数が多いアメリカだからこそですね。

そんな馬が身近なスミスフィールドで見た驚きの光景についてお話します。


バレル(ウエスタン乗馬の競技の一種目)という地元の人たちで行われる競技会(オーナーさん曰はく草競馬みたいなものだそう)を見に行ったときの話です。

会場はD.C.WESTERNという大きな牧場。70,80歳のおじいちゃんが所有していて、今回の競技会の主催者もこのおじいちゃん。

会場に着くと、馬を運ぶトレーラーや車、あと馬に乗った参加者が敷地内にたくさん。これだけたくさんの馬がいて、かつ車や普通に歩いている人が馬の近くにいるので、誰か1頭ぐらいは暴れてしまうんじゃないかと心配でしたが、そんな距離感の近さもアメリカならではなんですかね。


既に馬に乗った参加者を見てみると、安全ベストは当然つけていないし、馬の上でスマホ触るし、イヤホンつけて音楽聞いてるし、で日本の乗馬クラブに通っていた私からすると考えられないような光景でした。(オーナーさんは馬に乗ってウイスキーを飲んだことがあるそうです、、)

参加者は小さい子から大人まで71組もの人が参加。


私が見た小さい女の子は彼女専用のポニーを所有しているらしく、まだ小学生低学年に見えましたがポニーで駆け足を乗りこなしていました。衝撃です。


バレルという試合は、会場内に置かれた3つのドラム缶の周りを通って、いかにタイムを短く経路を終えられるかというものです。この試合はドラム缶に当たって倒してしまうとタイムが追加されてしまうのでドラム缶には当たらないよう尚且つタイムを短くするため猛スピードの馬をコントロールしていかにドラム缶を小回りするか、シンプルに見えて奥深い競技だそう。

参加者みんな物凄い速さで馬を動かしながらドラム缶を小回りしていきます。それはそれはもう大迫力です。観客も声援をあげて、会場も大盛り上がり!


オーナーさんは「参加者の人たちは技術は抜きにして、とにかく馬に乗り慣れてるね」とおっしゃっており、馬を庭で飼うだけあるなあと思いました。


日本とあまりにも違うアメリカの乗馬環境。驚くことは多いですが、やっぱり素敵だなと思いました。

0コメント

  • 1000 / 1000